くまちゃん
誰かをフった人が、次の短編で誰かにフラれる話。失恋の心を癒すための短編集。
『くまちゃん』は、「ふられ」小説という形を通し、それぞれの恋愛を扱いながらも、〈どう生きるか〉という問題にこそ光を当てている。
〈ふられる〉という体験を軸にしたオムニバスになっている本書では、二十代前半から三十代半ばの主人公全員がふられる。
色々な年代の色々なタイプの恋愛観が書かれたお話で、フラれた人でも、フッた人でも1つの恋を終えた人に読んでほしい1冊。
誰かにふられるということは、自分の存在をまるごと否定されたような心地になるということ。
今まで歩いてきた道のりが突然途切れて、崖になって、前にも後ろにも行けない状態ということ。
また、別れというのは、相手にも、自分にも、お互いが必要でなくなっていたということであり、振られた方はそれに気がついていなかっただけなのかもしれない。
太陽のパスタ、豆のスープ
主人公は、婚約破棄という人生のどん底に突き落とされます。でも、周りの人々に助けられ、確かな足取りで再び人生を歩きはじめるぐらい立ち直るまでの物語。
周囲の人にさりげなく手を差し伸べられながら。
どこの誰にでもあるような、なんてことない日常をていねいに過ごすうちに、主人公は自分の価値観で生きることをつかみ取っていきます。
なぜ恋が成就しなかったのか。主人公を通じて語られていて、それらが、すっと心に沁み込みます。
言葉のひとつひとつがあたたかく心にしみる感じです。
失恋のおくすり
本書は「失恋」をテーマにした人気メールマガジンを書籍化したもの。賢人たちの名言はもちろん、そこに添えられた著者のあたたかいメッセージに、勇気をもらったという読者が続出。
この本は失恋したときだけではなく、落ち込んだり、辛い時にもとても心に響きます。
辛い時は、賢人たちの言葉のお薬で傷ついた心を癒やしてもらいましょう。
どのページから読んでも、流れ出てくる優しい言葉、名言に添えられた励ましの優しさには泣けてきます。
優しい友達がなぐさめてくれているようで、ひとりぼっちの寂しさを和らげてくれます。
元カレの呪縛
「2年前に振られた彼のことを引きずっています」「どうしても復縁したい! 」「元カレと比べてしまって誰と付き合っても続かない」…復縁に期待する夢見る夢子どもへ。人気ブロガーが、思いを断ち切れない女性にカツを入れます!
元カレの呪縛は、
元カレのことが忘れらない人、
元カレのことを恨んでいる人、
元カレしか好きになれないと思っている人、
元カレと復縁したいけど出来ない人、
元カレとの思い出に悩まされている人など
とにかく毎日苦しくて泣いてばかりで
元カレのことばかり考えてしまう人に読んで欲しい本です。モヤモヤや苦しみは「元カレ」が作っているのではありません。
「貴女自身」が作り出している。
そのことに気づくためのヒントが書いてあります。元カレの呪縛から解放された時、もっともっと素敵な幸せが待っています。
現実から目をそらさないで自分自身と向き合ってみませんか?
次に進みたいけどなかなか踏み切れないで苦しんでいる人におすすめの1冊。
何回も本書を読み直して、という言葉通りに本書を読み直すと、その思い込み(=元彼の呪縛)に気付く自分を発見できたりします。
元カレが素敵だったとか、過去にしがみつく人は幻想で彼を美化してるだけだという本書の話は納得がいきます。
元カレを好きだった自分に少し酔っていませんか?
元カレ呪縛で苦しんでいる女性は必読!!
元カレをひきずってるのが、バカバカしく思えてきます。