歯ブラシ、雑菌だらけかもしれません
歯をきれいにお掃除して歯や歯茎の健康を守るはずの歯ブラシが、保管方法によっては逆効果になることがあるんだそうです
ある調査では、調べられた歯ブラシすべてから、食中毒やさまざまな疾患を引き起こす大腸菌までも検出されたと言われています
こんな調査結果も。歯ブラシに付着している細菌の数はなんと1億個以上! そのなかには、皮膚炎の原因ともなるブドウ球菌なども含まれていることもあったそうです。
雑菌のついた歯ブラシで歯磨きをし続けていると、傷や口内炎ができている場には、感染して病気にもなりやすくなることも考えられます。
歯ブラシに悪影響な保管とは
湿度のある環境は菌の繁殖を促してしまうため、閉め切った戸棚に入れたりケースなどで歯ブラシを覆ったりするのはNG
歯ブラシキャップ
会社に置き歯ブラシをしている人で、歯ブラシキャップなどを使っている人は要注意です。
水滴が残ると、水が腐るような臭いがすることもあります
歯ブラシスタンドは清潔に
他人の歯ブラシと一緒に保管もダメです。
使い回しているコップに家族全員の歯ブラシを差しておく習慣も、歯ブラシのヘッドとヘッドが触れ合いやすくなるためやめるべきです。
それは、歯ブラシ同士が触れて雑菌をうつしあってしまうそう。歯周病菌や虫歯菌、風邪などもこれでうつってしまうことがあります。
歯ブラシスタンドやホルダーは細菌・雑菌の温床なので、キレイにしておかないのもダメです
歯ブラシ除菌器というのも売っています。
ユニットバスに置くのは特に注意
ユニットバスの洗面所に歯ブラシを置いておくと、トイレの細菌に汚染され放題です
ユニットバスに置かれた、歯ブラシがどれだけ汚れているかを調べたところ、なんと6割近くに大腸菌が発見されたそうです
実はトイレを流した時の水は、目に見えないだけでかなり広い範囲に飛散。そしてその水の中には、当然大腸菌も含まれています。
ハブラシの菌を増殖させない置き方は
歯磨き後にきちんと歯ブラシを水でしっかりと洗い、口内から移ったバクテリアなどを流しておくことです
洗浄した歯ブラシは生乾きにならないよう、きちんと乾燥させて、保管することが大切です