会社の飲み会を欠席する時のポイント
断ると拒否されたという感情を与え、基本的にいい印象は与えないものです。ですので、その場では断らない。
断る時に「嫌な気持ちを与えないこと」がポイントなのです。
その為には、直ぐに断らず、一旦保留にすることです。行く気があるんだなと感じさせ、完全拒絶「行きたくない!」というイメージにはならないで済むのです。
そこで、「一旦保留でいいですか?予定を確認してからお返事します」といった返答をしましょう。
一旦保留にすることで予定があるのかもしれないと相手に予感させるメリットもあります。
参加ができるかどうかを一旦保留した後、できる限り当日中に返事は行います。
- 「せっかくですが」、「残念なのですが」、「すみませんが」といった謝罪の言葉から入り、申し訳なさをアピールましょう。
- 「簡潔に断る理由を述べます」。言い訳や嘘だなと感じさせないためには、あくまでも簡潔に言うことがポイントです。
- 「お声掛けありがとうございます」的な、お礼で締めましょう。お礼を言われて嫌な気分はしません。
会社の飲み会で使える欠席の理由
都合が悪い
「他に用事があります」と、詳細は伸べずに欠席します。
用事って何?と聞かれても、どうしてもずらせない大事な用事なんです・ちょっと家の用事で・・・とでも言って流しましょう。
体調不良を理由にする
忘年会がある日は、朝から休んでしまいましょう。
忘年会シーズンは実際、体調を崩しやすい時期でもあるので、不自然ではありません。
家族が風邪をひいているので看病しなければいけない・家族が入院しているので退社後はお見舞いに行かなければいけない等、家族が体調不良を起こしていることにするのもアリです。
旅行を理由にする
前々から泊まりの旅行を予約してしまった。
金曜日に忘年会があるのなら、土曜日に朝早く出発しなければいけないから・・・
という理由をつけます。
会社の飲み会には欠席しない方がいい飲み会もある
参加・不参加の判断基準は、その飲み会がオフィシャルかどうかです。
「ちょっと一杯」的な、「思いつき飲み会」に参加しても、あまり利益はありません。
上司の自慢話を聞かされ、ストレスがたまるのがオチです。
要するに、「思いつき飲み会」は断り、開催日があらかじめ決まっているオフィシャルな飲み会にはなるべく参加しましょう、ということですね。
なぜかというと、オフィシャルな飲み会は開催日が何週間も前から決まっていて、これも不参加だとさすがに角が立つからです。
年に数回ですから、社会人の義務だと思ってあきらめましょう。
会社の飲み会は仕事の延長と考えよう
職場の飲み会が嫌いな人にはきっと賛同してもらえると思いますが、職場の飲み会は娯楽というよりは、仕事に近いものです。
一応、形式的には飲み会の参加は自由意志に基づくことになっていますが、職場によっては断ると「あいつは付き合いが悪い」というレッテルを貼られ、仕事が
しづらくなるということもあるでしょう。同僚の誘いならともかく、上司や先輩の誘いを「気が進まないんで」の一言で断るには、かなりの勇気が必要になりま
す。
毎回毎回断るというのは、さすがに心象が悪くなるということで、2回に1回ぐらいは誘われたら行こう、というルールを自分なりに決めている人もいるかもし
れません。このような「義務感」によって参加することになる飲み会は、ほとんど仕事の延長です。
もっとも、職場の飲み会には「仕事」と決定的に違うことがひとつあります。
それは、給料が出ないということです。それどころか、飲み会の参加費用まで徴収されます。
ものすごく乱暴な言い方をすれば、職場の飲み会は「おカネを払ってするサービス残業」のようなものなのです。