不安の正体は、ある程度勉強量を積み重ねて、概ね理解が進んでおり、自分の苦手や弱点が見えているが故の不安なのです。
「苦手なところや手薄にしていた所がメインで出題されたら、危ないかも…」 「いつもは合格率が高いけど、今回はたまたま合格率が低くなったり難しくなったらどうしよう」といった不安に襲われるのは、ある程度勉強が進んでいるからこそでしょう。
そもそも勉強していなければ、自分は何が苦手で、どこがよく出題されるかもわかりませんからね。
受験が不安になるのはなぜ??
受験とい試練は、受験日が近くなるほどこのような心理に陥りやすくなるものです。この心理はみんな一緒ということを理解
し、いま自分の気持ちを落ち着かせましょう。
- 「模試の結果が悪かったから、落ちるかも」などと不安が離れない
- 「どうせ自分なんて受かるわけない」などと自己否定に陥る
- 「周りがうるさくて集中できない」、「体調が悪い」など言い訳してしまう
- 勉強しなければと思うのに、気がつけばスマホやゲームに逃げてしまう
不安な時は、思いっきり落ち込んでみよう
不安な精神状態になるのは、多少なりとも心や身体が押さえつけられているからでしょう。
自由な心身状態のときには、不安とは無縁なものです。
自分でもコントロールが利かないままに不安に束縛されているときには、まず思い切り泣いてみるといいですよ。
泣いたら余計辛くなる、悲しくなる、プライドが許さないなどと思う人もいるでしょうが、ひとしきり泣いてみると心が晴々とすることもあります。心だけでなく、身体の状態も水分が入れ替わって新しい血が流れ始めるでしょう。
不安の解消はしょせん完全にはコントロールできないものと思えば、涙に任せてみるのも一つの方法ではないでしょうか。
気持ち的には泣きたいけど、どうしても泣けないときってありますよね。なんか将来のことを考えすぎて頭がパンクしそうなときや不安にかられたとき、誰もが泣きたくなるはずです。なのに涙が出ない。
でも、違うと思うんです。
泣くことは、涙を出すということではない、と思うのです。
不安な気持ちを鎮める3つの方法
自分の好きなことをする
不安を抱いている時はどうしてもそのことしか考えていません。受験や就活は未来への不安ですので考えたり、悩んだりしても一向に不安が解消されることはありません。
それなら不安に思っている時間を自分が好きなことに時間を使うほうが有意義だと思いませんか?自分の趣味なり、好きなことをして気持ちをリフレッシュしたほうがストレスもなくなり不安にならなくなりますので息抜きにはもってこいです。
友人と話をする
受験、就活はどうしても一人の戦いになります。一人の時間を過ごす時期になり友人と話している暇なんてないかと思います。そして、大切な時期ということもあり、友人も忙しいのでなかなか都合が合わないときが出てきます。
そうした中でもなるべく友人と会うようにしましょう。同い年の友人なら自分が受験生なら相手も受験生ですし、就活生なら相手も就活生です。それなら自分が不安に思う気持ちも理解できるだろうし、なにか情報交換もできます。
外に出てリフレッシュする
受験、就活になると一人の時間が多くなりますがどうしても外に出てリフレッシュしなくなります。
それは受験、就活のことで頭がいっぱいになり、外に出て散歩するくらいなら英単語を覚えたほうがいい、説明会を探したほうがいいと思ってしまうからです。
その気持ちはわからなくもないですが息抜きはとても大事です。外に出て散歩するくらいでも十分なストレス発散になります。