使い捨ての心配がなく、環境に優しいマイボトル。意外と知られていないのが、コーヒーチェーンを利用する時に持参すれば割引のサービスを受けられることです。環境にもお財布にも優しいマイボトルライフを始めてみてはどうでしょうか。
環境に優しいマイボトル
マイボトルを使えば無駄なゴミを出すことがありません。手軽な水分補給を実現しながら、ちょっとしたエコにも貢献できる。使い捨てはよくないし、費用もかかることから、自販機で飲み物を買うのをやめ、マイボトルを持ち歩く人も増えています。
マイボトルはエコと同時に実はおトク!
コーヒーチェーンのマイボトルがブームとなり、空の容器を持っていけば割引で飲料を補充してくれる。
各コーヒーチェーンも使い捨てドリンクカップの軽減による環境保護・資源節約の観点から実施しています。来店客にとっても、コーヒーチェーンに通い続けているなら、通常の使い捨てカップよりマイカップ持参が断然お得です。
コーヒーショップなどで飲み物をテイクアウトするときは、まず「ボトルに入れてもらえますか?」と聞いてみると、断られることは滅多にないし、思いがけず値引きをしてもらえることも。マイボトルはエコのためだと思っている人が多いと思いますが、自分の財布のおトクにもつながります。
- 20円割引:スターバックスコーヒー、エクセルシオールコーヒー、セガフレード・ザネッティ、ニューヨーカーズカフェ
- 30円割引:タリーズコーヒー
- 50円割引 上島珈琲
コーヒーが5%から10%前後の値引きになります。
他のコーヒーチェーンのタンブラーでも、サーモスのマイボトルでも、割引はしてもらえることもあります。
仮に1日1杯370円のトールラテを飲んでいるようでしたら、毎月20日働くとして、1カ月600円の得ということになります。1500円のボトルも2カ月半で元が取れます
そもそも飲み物を持参すれば得
毎朝通勤時(週5日)に120円の缶コーヒーを1本購入していたとすると、月2640円、1年間でなんと31680円!150円のペットボトル1本で計算すると、月3300円、年間39600円と、1年で4万円近い出費
コンビニコーヒーでも使える
ローソンとファミリーマートはマイボトル持参でコーヒーの提供を行っています。
セブンイレブンも基本的には問題なく使用できますが、一部店舗によっては断られてしまうこともあるようです。初めて使用する時には、一度『マイボトルは使用できますか?』と確認することをおすすめします。
ローソン「MACHI cafe」では、エコロジー活動の観点から、「マイボトル」をお持ちいただいたお客様にすべてのドリンクメニューを10円引きで提供。
積極的にマイボトル利用を呼びかけたり、割引サービスを提供しているのはローソンのみ。
コンビニ | S | M | L |
---|---|---|---|
セブンイレブン | なし | 150ml | 235ml |
ローソン | 160ml | 250ml | 300ml |
ファミリーマート | 155ml | 220ml | 310ml |
マイボトル選びのポイント
ホットもアイスもできれば長く楽しみたいもの。保温や保冷性能を期待する人はパッケージをよくチェック
マイボトルやマイカップを使う上で大切なのは、同じボトルやカップを長く使うこと。そのためにもお気に入りのカップやボトルを選びましょう。
トールサイズをいつも飲む、という人がトールサイズが入らないボトルを買っては意味がありません。自分がいつも飲む量はお店のWEBに書かれていますので、確認のうえ買いましょう。
衛生面には注意
家に持ち帰ったら、できるだけ早く水道の水でよくすすいで乾燥させること。飲み口などの汚れは台所用合成洗剤とスポンジで洗い落とし、清潔に保つようにしましょう。
次の注文の日まで洗わず放っておくのはNGです。基本的には飲み終わったら水洗いし乾燥させます。できれば除菌スプレー等があれば理想的
ボトルを洗ってくれるサービスがあるお店も
飲み終わったら、そのまま持ち帰って家で洗ってもいいですし、店員さんに「洗ってもらえますか?」とお願いして洗ってもらうこともできます
一石二鳥、三鳥にもなる!
環境にもお財布にもやさしい「マイボトル・マイカップ・マイタンブラー」。使い捨てではないので、衛生面は気をつける必要がありますが少しの手間でゴミを減らすことができた上に、節約もできます
同じ料金なら、マイボトルで割り引きしてもらうほうがさらにお得(エコ×節約)ということになります。保冷・保温の面だけでも楽しむ時間が増えるので、トリプルでお得かも。