寒い時はカロリー消費が高いって知ってますか

美容ワザ

暑い時より寒い時期の方がカロリー消費が高くなるのです

スポーツやダイエットというと、暖かく、天気のいい日のスポーツ等がイメージしやすいと思います。
しかし実は、体と言うのは寒い方がカロリーを消費しやすく出来ています。

それは、体の体温維持に使うエネルギーが関係しています。
体は体温を一定に維持するためにエネルギーを使っています。

そもそも、カロリーというのは水の温度を1℃上昇させるのに必要なエネルギーで、人間の体の体温維持にも同じようにエネルギーが必要になります。

人間の場合は骨格や体質等で変わってきますが、おおよそ1gの体温を1℃上げるのに1calが必要だと言われています。

つまり、体重60kgの人の体温を1℃上昇させるには60kcalが必要な訳です。
なので、気温が厚い場合と寒い場合では、外気に奪われる体温が違うので、体の体温を保つために必要なカロリー数が違ってくるんです。

寒ければ寒いほど体温が奪われて行くので、じっとしているだけでもより多くのカロリーが使われるのです。
なので、同じ運動や生活をしていても、暖かい場所よりも、寒い場所にいるほうが痩せやすいんです。

なんと10分寒いのを我慢するだけで1時間のエクササイズと同じカロリーを消費できる

冬は寒いからできるだけじっとしていたいし、ちょっとくらい太っても厚着すればごまかせるから大丈夫!なんて気を許してしまっている人も多いはず。そんな甘ったれのぐうたらさんに朗報です。
なんと!!たった10分間寒さを我慢するだけで、1時間エクササイズをするのと同じくらいのカロリーを消費できることが明らかになったのです

オーストラリア・シドニー大学のポール・リー氏らがおこなった研究によると、体がガタガタと震えるような寒さに身をさらすと、筋肉からアイリスイン、褐色脂肪からFGF21と呼ばれるホルモンが分泌されることがわかったそう。
これらのホルモンは脂肪細胞を刺激し、体脂肪を燃やす作用のある褐色脂肪をつくりだすといい、実験では、アイリスインとFGF21が、6日間かけておデブの原因である白色脂肪を褐色脂肪に変えることがわかったという。

なお、寒さで体が震えだすのは15度くらいからで、10〜15分震え続けると、中程度のエクササイズ1時間分に相当する量のアイリスインが分泌されるとのことだ。

寒い時期のダイエットは消費カロリーが高いのです

15〜18度で体脂肪が燃える!

ある大学医療センターでの実験により、15〜18度の部屋で10分程度寒さを我慢していたところ、1時間軽い運動した時と同等のエネルギーを消費していることが分かったそうです。

ぶるぶるしていると、太る原因の「白色脂肪」というものから体脂肪を燃やす作用のある「褐色脂肪」というものに変えてくれるみたいです。
基礎代謝が上がる原因がこれですね!

ちなみに、この実験をした人は体脂肪率がしっかりと落ちていたそうですよ(・∀・)

寒さ我慢は健康にもいい!

寒さを我慢していると、風邪を引きにくくなったり、糖尿病等の色々な病気にかかりにくくなるらしいです。(本当かどうかは分かりませんが)

人間の体は適応能力がそこそこ高いので、順応して耐性ができるんでしょうかね(´・ω・`)?

もちろん何事もやりすぎは良くないので、過度に温度を下げたり、寒いのを何時間も我慢するなんてことは絶対にダメですよ!

寒さダイエットの注意点

寒さ我慢ダイエットは、ただ単に冷やせばいいのではなくて、少し注意点があります。

まずは、お腹を守る!
お腹を冷やすと下痢とかになりますので、注意して下さい。
それから、手先や足先も守る!
冷え性の原因になるので、これも注意して下さいね。

寒い季節に基礎代謝を上げて消費カロリーを高めるコツ

寒い冬こそ朝風呂に入る

朝風呂は危険!という説もありますが、身体を温めて新陳代謝を活発にさせるためには良い方法のようです。

寒い季節は、体温も下がり、自律神経が低下し、肩こり・首こり・冷えなどが発生します。自律神経のバランスが崩れると、手足が冷たくなり、不眠などの原因となります。
夜、熟睡できないと、「冬季うつ病(季節性情動障害)」などを引き起こす要因にもなります。

ここで、問題なのはお風呂の温度!寒いからといって、42℃以上のお風呂に入るより、40℃のお風呂に15分以上浸かる方が体は芯から温まり、自律神経のバランスも調和されます。

ウォーキングやジョギングより、歩くこと!!

通学、通勤時を利用しましょう!朝風呂に入り、体温が上がったところで、せっかく基礎代謝が上がる寒い季節なのだから、駅まで早歩きで歩きましょう。

ウォーキングは一日60分程度が理想とされていますが、それは春・夏の季節。冬は基礎代謝が上がるのだから、いつもより歩幅を大きくしたり、バス停をひとつ前に降りるなど工夫次第で、歩く時間ができます。

基礎代謝が2倍上がれば、1日30分で60分歩いた消費エネルギーに相当します。

鍋を食べよう!

鍋は、肉や魚介、野菜、豆腐、きのこ類など、一度にたくさんの食材を摂ることができます。実は、鍋は季節を関係なく、ダイエットに一番効果的な調理法なんです。

寒い季節は特に、

  • 室内で楽しめる
  • 調理も後片付けも簡単
  • 体が芯から温まる

などのメリットがあります。

基礎代謝のアップを意識し、暖房も不要で鍋を食べれば、さらに代謝アップが期待されます!

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