実は顔も「コっている」んです。
「コリ」と言って最初に連想されるのが「肩」「首」ではないでしょうか。しかし実は、顔にもコリが存在するのです。
ちょっと顔をさわってみて、押した時に気持ちいいなと感じたら多少でもコっている可能性があります。
たとえば、額や鼻の下、あごなど、顔の表面を人差し指の腹で強めになぞっていったときに、ボコッとしたところがあれば、それが「顔コリ」です。
顔コリになりやすい人とは
笑顔でしゃべることが多い人
筋肉は使いすぎても使わなさ過ぎても固まってしまいます。笑顔の上にさらにしゃべり続ける営業のような職種だと、さらに顔の筋肉は疲れています。
眉間にシワを寄せちゃう人
眉間にシワを寄せるクセのある人、目を大きく見せたくて目に力を入れるクセのある人。これもこりやすくなってしまいます。
口をぎゅっと結んで考え事
考え事をするときに口をぎゅっと結んで「む~ん」と力を入れる人もいると思いますが、そういう場合は口の周りが凝ってしまうそうです。
顔コリになると、どうなる??
頭痛の原因
顔と頭は繋がっていますので、顔から頭全体の筋肉が凝り、血液の流れが悪くなります。これが目の疲れからくる頭痛の原因です。
ほうれい線やシワ
表情筋と繋がっているほうれい線やシワなど美容の敵は、顔のコリからできやすくなるといわれています。
目の下のクマ
こめかみにこぶしをあて、ゆっくりまわす。このときゴリゴリした感触があった場合、放置すると目の下のクマを引き起こすこともあります。
顔コリを改善するマッサージ方法
顔には、たくさんの筋肉が複雑に関わりあっています。筋肉の血流や柔軟性を戻すことにより顔色が明るくなり、表情がでやすくなります。
- 親指と人差し指を使い、頬の上の筋肉や顎まわりなど、痛気持ちいいくらいの強さでつまみ揉みほぐします。顔筋を柔らかくし、血流やリンパも流れるので効果的です。
- 口を大きく広げて、10秒キープ。仕事に集中して、歯を食いしばっていると、頭の筋肉にも力が入るのです。
- まず目を閉じて、5秒かけてゆっくりと気持ちのいいくらいの力を加えていきます。また5秒かけて、ゆっくりと目を開けていきます。