なかなか思った通りの仕上がりにならない証明写真
履歴書やパスポート、運転免許など、さまざまなシーンで必要となる証明写真。証明写真を撮り、不本意な顔写真を使うはめになった、という体験者は少なからずいるのではないでしょうか。
一度撮ると長く使わなければいけないものなので、女性としては特に「きれいに写りたい!」って感じですよね。
証明写真でキレイに撮るコツをご紹介していきます
スピード写真のストロボの位置をチェック
まず、スピード写真の機械の中に入ったらストロボがどこにあるのか確認してください。
ボックス内には、一番いい状態の光が顔にあたるように設計されたストロボが、設置されています。
最近の証明写真機は、ストロボが足元やサイドなど、多くて7カ所ほど付いているので、荷物などでストロボを覆ってしまわないように注意しましょう。
撮影前に表面のガラスを綺麗にお掃除しよう
よく見ると、スピード写真ボックス内のガラスは結構汚れています。
ガラス面が指紋などで汚れていると、写真にそのまま反映されてしまう
スタンバイが完璧でもファインダーが汚れていては良い写真は撮れません。撮影前に、ティッシュでささっと拭いておきましょう。
撮影中は膝の上に白い布を置いておこう
「膝の上に白いハンカチ」は、巷でよく聞かれる写真写りがよくなるテクニックです。光を反射させて被写体を照らす目的で用いられます。影になっている部分が鮮明になるだけでなく、立体的にも見えるようになります。
ハンカチがないときは、白い紙でも代用可能なので、手元に用意しておきましょう。女性の方は白いスカートをはいて行くのも◎。
白い服は避ける
スピード写真は、スーツとか黒っぽい服を着て写真を撮る為に、設定されています。なので、白い服を着て写すと、全体的にぼやけたイメージになります。
顔をはっきり撮るためには、濃いめの服を着よう。ボーダーやストライプ、大柄のものは顔周りの印象がごちゃついてしまうので、無地やシンプルな柄を選ぶことをおすすめします。
首をスッキリ見せることで小顔に
証明写真の服装は顔周りが勝負!首元が詰まっている洋服だと顔が大きく見えてしまう。
首は出した方が顔が小さく見えますし、首のラインがキレイだと顔もキレイに見えますよ。
襟付きのシャツを着用する場合は用途にもよりますが、ボタンは1~2個開けて鎖骨をのぞかせたほうがすっきりと見えます。
目をキレイに写すコツ
プリクラなどはほとんど目線が合っていなく、ふざけて「どこ見てる?(笑)」と書いてみたりすれば済むのですが、証明写真は正面を向いていないとまずいです
だいたいの機械はガラスの奥にレンズがあるので、ガラスそのものではなく奥のレンズを見るようにすると目線の合った写真になります。
目は意識して大きく開く、カメラに目線を合わせた状態で少しアゴを引いてみると、自然に目が大きくなります。
大きく見せようと考えると見開きすぎて不自然な写真となりますので、あくまで「目をしっかり開く」程度の意識で構いません。
髪型は出来るだけおでこを見せるようにしてみよう
前髪が目にかかる=顔に影が出来るのでNG。できるだけ顔全体は見せておくとキレイです。
証明写真を撮る時には、おでこを出すことで肌色の面が増え、顔を明るく見せる効果があると言います。
伸ばしている人は前髪を斜めにセットしておきましょう。斜めに流す場合はぱっくり割れてしまわないよう注意してください。
髪の毛をおろして撮影する場合は毛先のハネやパサつきに要注意
真正面から撮影するので、微妙な左右差や髪の毛のハネ、毛先のパサつきなどが目立ってしまうのです。
毛先がハネていたりおくれ毛が残っていたりすると、疲れた印象を与える場合もある。顔に余計な影を作らないためにも、背中側に髪を持ってくるほうがベターです。