ちょっとした工夫で麺は劇的においしくなります
焼きそば麺
市販の麺にはあらかじめ油がついています。
袋から麺を取り出したら、お水で優しくさっと流す。たったこれだけで簡単に麺がほぐれ、油がとれて、ソースとなじみやすくなる。
あとは、強火でしっかり混ぜながら炒める。
洗いすぎてしまうと麺が切れてしまうので要注意。
うどん
うどんを鍋で茹でる前に電子レンジで30秒間温めると麺のコシが強くなる。レンジにかけた後の茹で時間は通常の半分~6割。低い温度で茹でると麺が伸びてしまうので高温で茹でる。
市販のうどんは、水分量が多いので、茹で伸びはしない分、弾力性が少ない。このほんの僅かな水分を飛ばすことが、麺のコシに繋がる。
パスタ
乾麺のパスタを1時間半から2時間くらい水に漬け、水気をきって、沸騰したお湯で茹で上げる。
太さごとの目安は、1.4mm(1時間)、1.7mm(1時間半)、1.9mm(2時間)以上水に浸す。たったこれだけでモチモチの生パスタのような麺に。
水は熱を伝えやすいため芯まで水を含んだ麺は、あっという間に茹で上がってしまうので、時短にも便利。1分程度で茹で上がる。
蕎麦(そば)
そばをしっかり茹で上げる方法は、そばを茹でる前に10分間水に浸す。
蕎麦の香り成分「アルデヒド」は、蒸発する物質なので、茹で時間が短ければ短いほど蕎麦がおいしくなる。
そばを茹でる前に鍋に大さじ1杯のサラダ油を入れて茹でると、麺の表面がなめらかになりのどごしが良くなる。通常書いてある茹で時間より20秒程度早くあげる。
そうめん
そうめんが茹で上がった後、パスタなどと同じようにそうめんに少量の油を絡めておくと麺がくっつきにくくなる。
めんつゆで食べる普通のそうめんなら、少量のサラダ油で。ごま油にすると風味がプラスされるのでおいしい。
そうめんをチャンプルーにするときもお勧め。茹でたそうめんに油をまぶすと、くっつかず、コーティングされるので味がからみやすい。