普段はなかなか使わない「利き手じゃない方の手」
利き手は先天的なものなので、利き手そのものを変更することは不可能である。
非利き手をほとんど使わないため、使わなければならない時にまともに使えない。
普段使わない手を使うということは、意識せずに自動化されていた動きを意識しながら行わなくてはいけない
クセや生活習慣でどちらか一方だけしか使ってないケースがほとんどです。
「利き手じゃない方の手」を使うと、脳の活性化になる
利き手と脳は密接な関係があり、右手は左脳と、左手は右脳とつながっています。
一般的に右利きの人は左脳が発達し、左利きの人は右脳が発達しているといわれていますが、バランスよく両方の脳を使うことを心がけるなら、利き手ではない手を積極的に使ってみましょう。
不自由を感じることで脳の酸素消費量が増え、脳が活性化しますし、前頭葉が刺激されます
集中力が高まり、意志向上にもつながる
利き腕と逆の方の腕を使って歯磨きをすると精神的な柔軟性や、集中力が高まるという
毎日少しずつ取り組むことで、集中力もアップしてきます
日常の習慣をちょっと変えるだけで、意志力が向上するそうです。
怒りを抑える効果もあり
2週間利き手と逆の手を意識的に使うことで、怒りの感情をコントロールしやすくなることがわかった。
普段と反対の手を意識して使うことで、自制心を司る脳部位が刺激を受けるのだという。
中枢神経を刺激すれば自律神経のバランスもとれます。
ちょっとしたことから始めてみましょう
普段の動作を利き手と逆の手を使ってやってみる
必ず毎日行う行為の中に逆利き手の動作を取り入れることが継続のコツです。
カバンの持ち手を変えるとか、靴下を履く順番を逆にするとかでもいい
文字を書いたり、お箸を持つのはすぐには無理ですが、引き出しを開けるとき、コーヒーカップを持つとき、セロテープを切るとき、ホチキスを使うときなど、普段のちょっとした動作の中で、利き手と逆の手を使ってみましょう。